雨展2017…終了と解説。
こんばんは。
今年は梅雨の時期っていうの、あまり感じませんでしたね。何日かドバーッと降ったら、それ以後は良い天気で暑い毎日…というような印象です。
さてと、ARTs*LABoさんでの『雨展2017』、無事に終了したようです。
私個人は、久しぶりに展示会へ行くことができたので、それだけでも嬉しかったです。今回も、これといって大きな成果は感じられなかったかな…とは、やっぱりどうしても思ってしまいますが。ともかくで、作品を出すことができて良かったです。
さて、今回は初めて「自身の創作世界」を描きました。
twitterでは、さらっと軽く説明しただけでしたが、ここではもう少し、描いた世界について、語ってみようかと思います。少し恥ずかしい気もしますが(苦笑
作品の全体は、CB等に後日アップしたいなと考えています。
それでは、解説(?)は、続きにたたみます…
私は、ファンタジーなどの「完全に架空の世界」を描くのを好んでいますが、この世界は今のところ唯一「現実と少し絡めたパラレルワールド」という舞台になっています。
この世界は、広い海の上に、たった1つの大地の上で、端から端まで、とても荒廃し汚染されています。元々、人は地上に住んでいましたが、あらゆるウィルスなどの脅威から逃れる為、殆どが地下の「美しい」場所に暮らしています。
そんな中で、地下を選ばず、好まず、外の世界で生き続ける人。
彼らは、正確には人ではなく、汚染された環境に適応した存在です。
彼らは超人的な力を持ち、恐れられ、迫害され、また排除されていきます。
今回のメイン作品に描いた2人は、本来対立する関係にあります。
茶髪の子(女性)は、ある組織(上記の超人達を始末する)の科学員。だけれど仕事に対して熱意が無く、いつもなぜだか虚無感を抱き、荒んだ世界をひとり眺めています。
白髪の男性は、上記に書いたウィルスに感染し、適応し、超人的な能力を手に入れたかわりに、記憶は欠損し、外見も変わり、仲間達は次々死んでいきます。死について特別な感情を抱いており、また自身も、死を望んでいます。
でもある時に、2人は出会いました。特別、何かを思ったわけでもなく、でも何となく、お互いに気になる存在となり、茶髪の子はぼんやりと、白髪の方は積極的に近付き、交流をしていくようになっていきます。
今回のこの作品は、そんな彼らの、ある日の場面、といったところでしょうか。
この世界の雨は、もちろんきれいなものではありません。
そんな雨にうたれて独り、廃墟にたたずむ彼女を見つけて、
彼は壊れた傘を差し伸べるのでした。
…と、そんな世界観で、そんなイメージで描いたものでした。
これは作品解説なのでしょうかね?(苦笑)まぁ、気にしない。
文章が稚拙なのも、気にしないでください…
また、この世界の人物達や、他の世界の人物達も、これから先、少しずつでも出していけたらなぁ…とは、思っています。ゆっくりのんびり、できますように。
それでは今日はこのくらいで。
失礼しました。