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『浴衣展|2016』終了…展示作品について・感想や思ったことなど

『浴衣展2016』…9月6日、無事に終わったようです。

 

初めての展示会参加…初めての「自分の作品」を

たくさんの作家さん達と並べていただき、少しだとしても

だれかの目に入れていただく機会……

 

本当に本当に、開期中は緊張や不安や色々な気持ちがぐるぐる

巡っていて常に落ち着きがありませんでした(苦笑

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開期中は会場へもお邪魔しに行きました~

 

…恥ずかしいやら何やらで、今回は行かないでおこうかな…

なんても思っていましたが、せっかくの機会を逃しては勿体無いですし、

他に展示されている作家さん達の作品はやっぱり見たいし…

 

…勇気を出して向かいましたとも(←

(以下、続きはクリック先で)

 

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(↑展示作品と置かせていただいたポートフォリオ、名刺を撮影!)

 

何度も足を運んだ会場… 今回は参加者「タノツキ」として、展示作品の

記念撮影などもしたかったですし、ドキドキしながらも改めましてと、

主催者であるRyuさまへ挨拶…(挙動不審とボソボソ声で申し訳なかったです;;)

 

さすがに、ほぼ毎回という程、展示会開催の度に足を運んでいたので、

私が展示会によく来ていたことは覚えていらっしゃったようで(苦笑

 

 

作品、何人の方が目を留めて見てくださっただろうか…

ポートフォリオ、何人の方に目を通していただけただろうか…

 

…名刺は、私が来た時には5枚程減っていたようだったので、

数人でもどなたかが持ち帰ってくださったのだなぁという

実感がすぐにわいたので、とても嬉しかったです^^

 

ポストカードは…うーん……

私の作品のが入っているポケットだけ

一目見てもわかるくらい分厚かったです(苦笑

 

…ポストカードは15枚作って納品したのですが、

作品達が返ってくる時…枚数は15枚のままかもしれませんね;;

 

…まぁ、良いのです。売れることが目標ではないですし、

まだまだそこを目指すには早すぎますし。とにかくも誰かに

見ていただいて、興味を持っていただく…それがまず大事です。

 

だからこそ、今回の展示会参加で、少し経験値が増えたと思いますし、

もっと他の方にも見ていただきたい!他の作風やテーマで描いた作品も

見てもらいたい! もっと展示会やイベントに出たい!!

 

…と、前向きな気持ちになれております。良い事良い事^^

 

 

****

 

 

…さてと、まだちょっと長くはなりますが、せっかくなので

今回の展示会に出した作品の説明などでもさせていただこうかと。

 

『浴衣展』本当はA4で普段の絵柄でモノクロ1点と、

今回出した作品はポストカードくらいのサイズで出すつもりでしたが、

参加も急遽決まり、作品を2点出す余裕も、ポストカードサイズの

良さそうな額もフレームも見つけられず、この作品をA4の1点で

出すこととなりました… 反省点:余裕を持って行動しよう(←

creatorsbank.com

 …タノツキの実際の思い出の風景をかなり美化して描きました(笑

 

本当は、浴衣を着たのは自宅の中で(祖母が着付けができる人でした)、

祖父に浴衣姿を見せたのも自宅の中です。しょぼいです(苦笑

 

ある年の夏祭りに行こうとなった時、オシャレ好きな姉の1人が

どうしても浴衣が着たい、着て夏祭りに行きたいと駄々をこねたのでした。

それで、しかたないなと折れた母が、それならついでに、と、私も連れて

和物のお店に行ったのです。私はどうかというと、この頃から女の子っぽい

ものは苦手で、夏祭りだからってわざわざ…という感覚のひねくれた

子どもだったので、姉と違い全く乗り気ではありませんでした。

 

姉は、豪華で華やかな、愛らしい色合いの帯と浴衣を選びました。

私は、値段も見つつ(←)、地味目の、でも色合いの好きな、

紺色に白い花が大きくデザインされている、ちょっと大人っぽい

ものを選びました。昔から青系が好きだったものです。

 

家で着付けしてもらい、姉はウキウキルンルンの上機嫌。

私は、浴衣を着たならしゃんとしなくちゃ、なんてこれまた

可愛気の無いことを考えながら出発までを過ごしていました。

 

それでも、夏祭りには毎年同じ、くたびれた甚平と下駄で行く祖父が

着替えを済ませて現れた時には、祖父にだけ(冗談半分にでしたが)笑いかけて

 

「どげん?(どうかな?)」

 

と聞いてみました。

祖父は普段無表情な人でしたが、ヘラヘラと笑いながら

 

「馬子にも衣装てやつやな」

 

と言いました。

…当時はむくれたものですが、今思えば、その言葉は祖父にとって、

照れ隠しであり最大級の褒め言葉だったのだと感じております。

 

 

大好きな大好きな祖父。

おじいちゃんっ子だった私、末っ子の私を可愛がってくれた祖父。

 

とっても元気だったのに、80の誕生日を迎える前に亡くなりました。

 

 

…この作品は、そんな祖父と私の思い出を、ちょっと不思議で

懐かしく感じさせるような雰囲気で、美化して描いたものです。

 

想い出は美しく残る…そんなサブテーマがあったりして。

 

 

 

…おそらく、自分と家族の絵を描くのはこれが最後かなと思います。

今後はちゃんと創作キャラクター達を前面に出していきたいものです。

 

さてさて、今回も長文のうえ、途中ちょとしんみりしちゃいましたが、

タノツキは至って元気で前向きです。多分(←

 

 

…参加予定の『コミティア119』の申し込み日も間近いですし、

『浴衣展』期間中に見つけた他の展示会や企画展にも興味深々ですし、

やりたいこと、やってみたいことがたくさんで、まだまだ頭の中は

ぐるぐるしています^^;; あまり無茶はしないように、でも色々な事に

挑戦していけたらなぁと思う、その思いが一層強くなったように

感じる今日この頃でしたっと。

 

1つずつこなしていきたいものです。挑戦あるのみ…!

 

それでは、今回はここまで。

目を通してくださった方、ありがとうございました!^^