「はぐれメタルはレアリティーが高いと思う」
『童話展2017』
…無事に終了したようで、ほっと一安心しております。
今回はデジタル作品の他に、ATC作品(アナログ)にも挑戦してみました。
何年ぶりも久しぶりの水彩です。難しかったですが、やりはじめるとなかなか楽しかったです。時間を見つけて、また練習をしたりしていきたいものです。
…さて、全く関係の無いようなタイトルですが。
実は、会期中に姉と少し話をしていたのです。アーツラボさんの展示会は好きで、憧れで、いつか参加したいなと思っていて、それが叶って、3回目の挑戦で。これからも時間を見つけては参加させていただきたいと思っていますし。
参加される作家さん方の作品も、色んな作風があって、キレイで可愛くて美しくて、どれもこれも大好きです。
でも、観ているだけの時よりも、参加してから更に感じるようになったのです。なんとも言えない、自分の作品だけ「異物感」がするのを。
これでもまだ、極力「いつもの自分」の画風ではなく、デフォルメを入れたりしているのですが、それでも感じるその感覚。悪い意味ではないけれど、自分だけ何か違うような。
それがなぜかなーと話していたら、ふと、姉が「怒らないでね」と前置いて、「他の作家さん達が空を漂うシャボン玉なら、Tちゃんは地面からそれを見上げている『はぐれメタル』のような感じなんだよ」と。
…つまりは、良くも悪くも「住んでる世界(画風)」が違うのだと。
でもそれを聞いて、もちろん私は怒りませんでしたし、むしろなんだか腑に落ちたというか。ああ、そういうことなんだなーと、わりとすんなり受け取れました。
私が本来好んで描くのは筋肉ムキムキの男キャラクターですしね(笑
…アーツラボさんの展示会、他にも色々、これからも参加していきたいですし、やりたいなぁと思う気持ちは変わりません。
でも、どうしても企画展参加では、自分らしさというのをあまり出せていない感じはありますので、いつか、いつかのいつかでも、自分らしさだけを自由に出せるような事をしてみたいものです。例えば、コミティア参加だったりとか…
…とりあえず、夢見るだけ見ておきます。
そうそう、姉から言われてなるほどと思ったこの言葉ですが、ひとつだけ。
「はぐれメタルはレアリティーが高いと思うよ」
私は、はぐれスライムくらいで十分です(笑