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『満月の契り』裏設定語りのようなもの

今日は創作ネタの事でも語ろう…と考えましたので、現状 自分の創作で公開してある『満月の契り』について話す事にしました。ラスト付近の例の場面、実はこういう事がありましただとか、そんなのがあったり無かったり。

『満月の契り』ストーリーを見ている前提で話し、オチの部分についても語ったりしているので、ネタバレが気になるタイプの人は注意です!!

 

ストーリーは、見るだけゲームとして公開中です。

(※WindowsPC、起動にはRPGツクールXPのRTPが必要です)

www.freem.ne.jp

 

その前に、ちょっとキャラクター達の おさらいみたいなのでもしておきます。急にアイツコイツって名前を出してもパッとわからないでしょうし…というか、自分が作ってみたかっただけです。創作なんてそんなもんでしょう(真顔

ついでに裏設定(バックストーリー的なもの?)みたいなものも、ちょっと話しちゃいますかね。さて、生き生きしてきたぞぉ(←

キャラクター達のおさらい?と、ちょっとした設定など

『満月の契り』では、リラナらが居る世界(ザ・剣と魔法な世界(ただし空間移動のようなものはまだ出来ていない))と、その世界にやってきた異世界の住人(リラナらの世界より色々なものが高度な世界(ただし荒れ具合が凄まじい))が、メインの登場人物となっております。

 

姿形はかなり似ていますが、決定的に異なる部分もいくつかあります。

 

リラナは1人で食事をするのが苦手

ストーリー序盤くらいで、食事を始めようとする彼女の部屋からダルが立ち去ろうとした時に、リラナは知り合いでもないダルグフタール(※以後、愛称であるダル)を呼び止めて、一緒に居てほしいと言います。かなりバックストーリーな設定ですが、リラナは孤児で、一時期かなり寂しい思いをしていました。その頃の経験で、独りで食事をすると気分が暗く沈んでしまうので、よく知らないダルでもいいから、食事中は誰かが同じ室内に居てほしかったのです。

その時のダルも、リラナへ「なぜ?」という言及や詮索はしなかったものの、何かしら事情があるのだろうと察してくれたようです。ダルは優しい子なので、やましい事さえ無ければ大抵の事には寛容的です。

ストーリーでは顔グラフィックしか出ないので、あまり伝わらなかった部分だと思いますが、あの時のリラナは体も自然と身を乗り出しがちになり、結構くい気味に頼んでいます。そういった場面でした。

 

素直になれないリェード、見守るリュスク

リラナの2人の頼れる仲間(?(序盤一時脱落))のうち、リェードはリラナに好意を寄せていました。あんまり女性認識していない風ですが、リュスクと2人きりの時には、相談したりもしていたようです。彼なりにアピールなりアプローチはしていたようですが、さりげなさすぎたり、そもそもリラナ自身が恋愛というものをあまり理解していないようなタイプなので、全く通用していなかったようです。ちなみに、アクセサリーを身に着けないような性格のリラナに髪留めやネックレスがあるのは、全てリェードが贈ったものです。リラナは元々短髪だったのですが「伸ばしたらどうだ?」と言ってみたのもリェードです。リラナは貰ったものは貰う、言われたことはやってみる…で、現在のリラナ図が出来上がっています。ちなみに髪の手入れは雑なので、わしゃわしゃした髪質です。梳いて結ぶ、はリュスクがよくしてくれるようです。

 

…まるで元カレの贈り物を未だに持っている状態なリラナですが、この事を知ったらダル的にはどう思うんだろうって、ちょっと面白くなってきます(笑

そもそもが恋仲じゃないんですけどね。

 

ダルの色々

ダルの症状(?)は父親遺伝っぽいです(後からこの事を話すときは『例の症状』とでも言うようにします)。だいたい1.5~2m範囲内に女性が近付くと、激しく赤面し、動悸が起き、体が動きにくくなり、とにかく「色々ダメ」になります。ちなみに、相手が男装していたら大丈夫とかじゃなく、なんかすごいレベルで女性サーチされます(語彙力)。リラナは初対面で1mくらい接近しても平気だったようです。

普段マスクを着けている理由は、マスクを着けて表面的にでも距離を置けば、症状が多少緩和されるようで、どうしても人前に出る/人に会う際には着用していたようです。マスクは父親のもので、形見です。ダル父も そんなふうに使っていたようです。

 

マスクに描かれた模様は、父親の顔にあった模様と同じもので、ダルの顔の模様とは少し異なっています。ダルの世界の同じ種族は、全てではないですが男性の体には黒っぽい色の模様が生まれつきあります。ペイントや入れ墨ではないです。首から下にも、模様はあるそうです。

 

ダルの父親はとても強い人だったようで、その力や技術はダルも受け継いでいます。ですが例の症状の通りなので、女性相手だと手が出せません。簡単にやられます。では、これまでレビニーナの対策はどうしていたかと言うと、もう ひたすら動ける範囲の内に遠隔術で牽制です。しかし しつこいレビニーナは、ついに呪いをかける事に成功しました。

呪いの内容は『魔力を封じる』というもので、解除条件はレビニーナが定めています。レビニーナは呪いをかける事に成功した際、ダルらに解除条件の事も楽し気に話してくれています。これくらいすれば、さすがに自分の言う事を聞くと思ったんでしょうね。

 

ダルは呪いをかけられてからは、外出をしなくなりました。一応、彼の住む館には結界があり、簡単には破れません(ストーリー開始時にリラナらが顔面ぶつけたのはコレです)。牽制の術が無くなり、接近されれば かなわないだろうし、自分以外の者に危害を加えられたくなかったのです。引きこもってしまった息子をかわいそうに思った母リュジュニスラは、3人組がやってきた時に、つい ああいう行動に出てしまいました。でも短い期間の中、舞い込んできたチャンスとも言えなくはないです。

 

あの場面の、あの時

話が長いぞ!!

このあたり(終盤の方)の掘り下げもたくさん話したいんですけど、ある程度は割愛します…とにかく、ストーリー終盤、レビニーナ戦に入ります。ダルは例の症状ももちろんながら、レビニーナ相手には赤面しません。彼女への嫌悪や恐怖が上回っているので、ドギマギみたいなのは出ないんですが、むしろ一層戦い辛い相手です。

ゲーム内で差分は作りませんでしたが、本来この場面の最後、ダルは生傷も多くボロボロです。必死のダル、対してレビニーナは余裕があり、遊び半分でもあります。リラナらが追い付く場面まで、生かされていたと言っても間違いないかもしれません。

 

そんなこんな、リラナらが追い付きました。リュスクが得意げに持ってきた拘束アイテムも、あまり長持ちしないピンチです。リラナは『呪いを解く』事を行います。

 

この直後にレビニーナはリラナも一緒に刺し殺すつもりで剣を突き刺しますが、魔力が戻ったダルは回避し、フルパワーで反撃します。

撃破手前のシーン、こんな感じ

…と、まぁ、呪いが解けたから魔力全開のダルが勝利した!!

というものではなく、私の表現不足なのですが、この時に表したかったのは、本当は「少しの時間でもダルが『例の症状』を克服した事」でした。本当ならリラナが目の前に居る事で、結局ダルは動けず、リラナと一緒に仲良く殺されていたくらいな場面だったのですが、例の症状よりも、レビニーナへの嫌悪や恐怖よりも、目の前に居るリラナを助けたくて体が動いた…って場面だったのです。改まって真面目に言うと恥ずかしいね!!!!

 

まぁ、魔力全開になったから勝利したというのも、間違いじゃないんですが。

…私に乙女心がトキメクようなキラッキラの絵は描けんですので、脳内補完をお願いします。まぁリラナも別に、この時ときめいたりはしとらんですので、残念ながら。

 

***

 

…勝利場面の話だけをする筈だったのですが、いつのまにやら けっこう長くなってしまいましたね。いやはや。ここまで読んでくれた方、もしいらっしゃったら、申し訳ないと共に、ありがとうございます。感謝…m(_ _)m

 

 

『満月の契り』の世界やキャラクター達も、メインストーリーのその後だとか、バックストーリー的なものだとか、色々あるので、何か出せるチャンスがあれば、出していけたら良いなと思います。語るのはご覧の通り下手なのと、やたらめったら長くなりがちなので、考え物ですが…まぁ、またもし、気が乗ったなら。

 

終わるぜ!!!!(爆発オチ並みに急な終わり方