T's活動館

※停止、削除予定※

いつまでも思い通りにいかない。

遅くにこんばんは。相も変わらずのタノツキです。

そして大変遅くなり申し訳ありませんが、箱の中のユーフォリアさま企画展『在る肖像画無事に終了致しました。会期中は大変お世話になりましたこと、改めて感謝申し上げます。

 

以下、思い出などをつらつら…

 

 

 

思い返すと、箱の中のユーフォリアさまは、初めての、自分が見に行くことができない場所での展示会、遠方からの初めての参加をさせていただいた場所であったと思います。

 

遠方からの参加で、お店に伺う事も、現状を直に把握する事もできませんが、企画展終了後にはレポートとして、会期中の状況や、個人への反応などをまとめてくださったのを頂きます。最初の参加の時は、こういう事は始めてだったので驚いたと共に、大変ありがたくて嬉しかった事をよく覚えています。今回の『在る肖像画』でも、レポートを頂きました。来店されたお客様の様子や反応を知ることが出来、とてもありがたいです。

 

毎回毎回、面白そうな、興味が沸く、ステキな企画を作ってくださる場所。私も、自分自身を認められるくらいになれるまでは、機会をうかがって参加し続けたい想いでした。ただ、今回の病気・体調不良の悪化で、それは暫く叶えられそうもありません。残念な思いです。

 

 

以前私は、『サイケデリックサイバー』という企画展に参加申込しましたが、その時も体調悪化が起こり、期限内に描き上げる事ができないと判断して、申し訳なくも企画展辞退という決断を致しました。

 

その後の『在る肖像画』。私は前回の辞退を再度お詫びし、その上で参加希望を致しました。担当スタッフさまはどの方も、前回の事を責める事も無く、体にお気をつけくださいとメッセージを添えて、受け付けてくださいました。この件は本当に、感謝してもしきれません。

 

さて、参加が決まったからには、二度とも同じ過ちを繰り返してはならないと、私なりに奮起致しました。描きたいキャラクターを決めて、案を考えはじめて…

 

…しかし、ここが未熟者の私の弱いところ、理想的な案を出せたとしても、いざ描きはじめると、思うような通りにはなってくれません。そうこうしているうちに、また、私はペンを持つのも辛いほどの体調不良に陥ってしまいました。ですがここは、未熟者なりにプライドを持ち、またプライドを棄てながら作業を続けました。

 

まず、今日は何もできない!とはっきりわかる日は、作業も何もせずに、1日グッタリして休みます。そうすると、その次の日は少しだけ具合が良くなっている確立が高くなるので、具合が良ければ、どんなにきつくても1時間だけ、などと時間を決めて作業を行いました。描くスピードを考えて、最初の案から、描く人物を1人減らしたり、構図も比較的難しくないものに変えたり、とにかく間に合わせたいの思いで必死でした。

 

 

そうこうして完成したのが、今回の作品でした。

完成の出来は…なんとも言いたくありませんが(←)、とにかくも「完成させられて良かった、間に合って良かった」と、心底安心したものでした。

 

 

絵について、作品については、いつまで経っても自信を持つ事ができません。何よりも、理想する頭の中のものと、現実の描いているものが違い過ぎて、恥ずかしくも子どものように、悔しいのだか何なのか、とにかくも涙が出る事ばかりです。

 

今回こうして、活動の休止を考えるに至りましたが、そうなる前に何か1つでも、自分を認められるものや、自分はこれができる、と思えるものを、見つけたかったですが…何事もうまくはいかないものですね。迷々迷走したまま、私はこれからきっと長い期間を、色々考えたりしながら暮らしてゆくと思います。

 

 

私は何ができるのだろう?何が好きで、何がしたいのだろう?

色々、色々考えます。答えは全く、出てくる気配はありません。

 

 

ですが必ず、考えている心の端っこや、別の事を考えている時にも、ふと、絵のこと、絵を描く事、絵を描きたいなと思うことがあります。

 

絵が好きなのかどうか、という答えが出たわけではないと思いますが、とりあえず私の頭には、何かの形で『絵』というものを切り離す事ができないでいるのだと思います。

 

それが何なのかは今はわかりませんし、描きたいと思っても前以上に描けない状態ですから、色々試してみたりする事もできず…悩むばかりです。

 

自分で答えを出せる日は、いつか来るのでしょうか?